11.運命のジャンプ

緊急事態宣言も解除。

まだまだ気持ちを緩めてはダメなんでしょうけど。

なんとなーく心も軽くなった気分。

 

そんな宣言開けの出勤日。

いつものようにフロアをモップがけして。モップを片付けました

 

心も踊ってますからね。会社にはまだ僕一人

モップを片付けた後にジャンプなんかしっちゃったりしてね

 

その瞬間。

 

「ゴツン」 という鈍い音がしました。

 

 

うん。出入り口の天井で頭うった

超強打。マジで目の前に星が飛んだもんね。

 

この一箇所だけ天井低いんだった。

 

頭を打ち付けた僕は

ターミネーターのようなポーズでしゃがみこんでしまいました。

 

その時です。

 

「カツ、カツ、カツ」

 

 

人が来る気配がしました

いや、こりゃまずい。冷静を装わなければ。。。

 

デデンデデデン

 

僕はその場からゆっくりと立ち上がりました。

その後無事に、こちらに向かってくる人を見事回避。

 

 

顔は冷静そのもの。まさにターミネーター!!

そのままゆっくりと席に着きます。

 

ふう一安心。

僕もターミネーターばりにクールにいけるぜ

 

そう思って打った頭をそっと触ってみました

ジワリ。。。

 

うん。めっちゃ血が出てるやん。

ターミネーター無理。